去年の世界選手権のこの種目で金メダルを獲得した福永選手は、雨の中、行われた決勝で序盤から好位置につけ、48秒07で銀メダルを獲得しました。

金メダルはことし5月の世界選手権でも福永選手を抑えて優勝しているアルジェリアのスカンデルジャミル・アスマニ選手で、タイムは47秒43でした。

銅メダルはコロンビアのブインデルブライネルベルムデスビジャル選手で48秒83でした。

「できることを最大限出そうと思い臨んだ」

初めてのパラリンピックで銀メダルを獲得した福永凌太選手は「すごく楽しく走ることができた。ここまで毎日できることを日本でもパリに来ても積み上げてきて、今、自分にできることを最大限出そうと思って臨んだ」とレースを振り返りました。

福永選手はこのあと走り幅跳びにも出場する予定で「金メダルを獲得したいという思いがあるので、挑戦したいと思います」と400メートルでは届かなかった金メダル獲得へ意欲をのぞかせていました。

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