4日、パリのチュイルリー公園でメディアに公開された気球型の聖火台(共同)
【パリ共同】パリ・パラリンピックの大会組織委員会は4日、五輪に続いてパラの開会式に登場した気球型の聖火台をメディアに公開した。初の燃料を使わない聖火台で、光線と霧状の水で炎のように見せる演出が話題となった。夜空に浮き上がると、遠巻きに見ていた観光客から大きな歓声が上がった。 気球部分は直径23メートル。大会期間中、パリのルーブル美術館近くのチュイルリー公園に設置され、夜間限定で60メートルの高さに浮かぶ。日没に合わせて公園を訪れたエジプト人留学生ミルナ・フェクリさん(23)は「幻想的な光景でパリがより美しくなった」と見入った。
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