ボッチャの団体種目で3大会連続のメダル獲得を目指す日本は4日の混合団体の準決勝でインドネシアと対戦し、杉村英孝選手と、廣瀬隆喜選手、それに遠藤裕美選手の3人が出場しました。

準々決勝を逆転で勝ち上がった日本でしたが第1エンドからショットの精度が上がらない苦しい展開となり、第1エンドと第2エンドで1点ずつ奪われました。

第3エンドでは的球を遠い距離に置く戦術で終盤までリードしましたが、相手の最後のショットを的球に近づけられると、その後、日本は残された4つの球を生かすことができず、このエンドでも2点を失いました。

日本は第5エンド終了の時点で7点のリードを許し、最終の第6エンドでも2点を奪われて0対9で敗れました。

日本は3大会連続のメダル獲得をかけて5日の3位決定戦で韓国と対戦します。

杉村英孝「大事な一戦だったので敗戦は悔しい」

杉村英孝選手は準決勝で敗れたことについて「金メダルを取るための大事な一戦だったので敗戦は悔しい。相手の精度は高かったが、こちらとしても決めるところで決められず、終始、相手チームが有利な試合運びになってしまった」と唇をかみました。
そのうえで韓国との3位決定戦に向けて「選手、スタッフはもちろん会場には日本からも多くの方々が来ているので、皆さんと喜びを共有できるように頑張りたい」と話していました。

廣瀬隆喜「しっかり切り替えて臨みたい」

廣瀬隆喜選手は「頂点を目指してきたので悔しいが、チャンスが無かったわけではない。しっかり切り替えて、あすに臨みたい」と前を向きました。

遠藤裕美「3位決定戦 チーム全員で臨みたい」

遠藤裕美選手は次に対戦する韓国について「予選でも対戦していて、互いに手の内を知っている相手なのでチーム全員でコミュニケーションを取って臨みたい」と意気込みました。

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