去年の世界選手権で銅メダルを獲得している齋藤選手は、初めてのパラリンピック出場でメダル獲得を目指しました。
1投目に11メートル近くを投げたあと徐々に記録を伸ばしていき、4投目には11メートル42センチを投げて順位を4位にあげました。
そして、最後の6投目にさらに記録を伸ばして11メートル61センチをマークしましたが、3位の選手に27センチ及ばず、順位を上げられずメダル獲得はなりませんでした。
▽金メダルはアメリカのノエル・マルカマキ選手で14メートル6センチをマークし、世界記録を更新しました。
▽銀メダルはウクライナのマリア・シュパトキフスカ選手で12メートル35センチ。
▽銅メダルはニュージーランドのホリー・ロビンソン選手で11メートル88センチでした。
齋藤由希子「自分の中で満足できている」
齋藤選手は「しっかり押したという実感がある投げがなかったのは大きな反省だ。メダルは持って帰ることができないが、自分の中で満足できている。これがひとつの経験になると思って日本に帰りたい」と話しました。
そのうえで、初めてのパラリンピックについて「すごく楽しくて私自身が浮き足だってしまったが、たくさんの観客が入っている中で参加できてよかった」と話していました。
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