女子シングルスで準決勝進出を決め、喜ぶ上地結衣=パリ(共同)

 パリ・パラリンピック第7日(3日)車いすテニス女子ダブルス準決勝で上地結衣(三井住友銀行)田中愛美(長谷工コーポレーション)組が中国ペアに勝って決勝に進み、銀メダル以上を確定させた。女子シングルスでも上地は準決勝に進出した。男子ダブルス準々決勝で小田凱人(東海理化)三木拓也(トヨタ自動車)組が韓国のペアに勝ち、準決勝に進んだ。

 競泳の男子200メートル自由形(運動機能障害S4)で鈴木孝幸(ゴールドウイン)が銅メダルを獲得した。今大会3個目のメダル。女子100メートル背泳ぎ(運動機能障害S9)予選で宇津木美都(大体大)は全体14位で落選した。

 陸上の男子1500メートル(視覚障害T11)で唐沢剣也(SUBARU)は4位だった。卓球女子シングルス(立位8)準々決勝で友野有理(タマディック)はノルウェー選手に敗れた。

 馬術個人規定(障害2)の稲葉将(静岡乗馬ク)は8位、吉越奏詞(岡本ライディングクラブJAPAN)は9位だった。車いすフェンシング男子サーブル個人(障害A)の加納慎太郎(LINEヤフー)は1回戦でイタリア選手に敗れ、敗者復活戦に回った。ブラインドサッカーの日本は1次リーグ最終戦でアルゼンチンに0―1で敗れて3連敗。B組最下位となり、5日の7、8位決定戦に臨む。(共同)

鈴木孝幸の話

 正直(メダルが)一番厳しい種目だと思っていたので本当にうれしい。想定通りに泳げた。経験のある選手ならではのいろんな引き出しを出してみた。

唐沢剣也の話

 東京パラと同じ結果だったが、自己ベストを更新できて、やってきたことは間違いではなかったと証明できた。

上地結衣の話

 3大会連続4強というより、純粋に勝てて良かった。ミスも積極的にいった故のミスだった。リターンが良かっただけに、サーブに課題が残る。準決勝は自分から攻める展開をつくりたい。

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