女子ダブルス(車いす)決勝 中国ペアと対戦する里見紗李奈(左)、山崎悠麻組=パリ(共同)

 パリ・パラリンピック第5日(1日)バドミントンの女子ダブルス(車いす)決勝で前回大会を制した里見紗李奈、山崎悠麻組(NTT都市開発)が中国ペアにストレート負けし、銀メダルとなった。男子ダブルス(車いす)3位決定戦で梶原大暉(ダイハツ)村山浩(SMBCグリーンサービス)組が松本卓巳(創政建設)長島理(リクシル)組を下し、2大会連続銅メダルとなった。

 陸上男子100メートル(視覚障害T13)で川上秀太(アスピカ)が10秒80で銅メダル。

 車いすテニスは男子シングルスで小田凱人(東海理化)が初戦の2回戦で英国選手に勝って3回戦に進んだ。女子ダブルスの上地結衣(三井住友銀行)田中愛美(長谷工コーポレーション)組は準決勝に進出した。ゴールボール女子の日本は1次リーグ最終戦でフランスに6―0で快勝した。

 男子ダブルス(車いす)で銅メダルを獲得した梶原大暉(左)、村山浩組=パリ(共同)

里見紗李奈の話

 3年間、金メダルを目指してずっと練習してきたのでめちゃくちゃ悔しい。互角に戦うことはできた。自分の中ではよく頑張ったなと思える試合だった。

山崎悠麻の話

 リードする場面もあり、点数を離されずにプレーできたことはすごく良かった。自分のミスが目立ってしまったのは悔しい。今できることはやったと思う。

梶原大暉の話

 男子100メートル(視覚障害T13)決勝 ゴールする川上秀太。銅メダルを獲得した=パリ郊外(共同)

 最高の舞台で日本男子の2ペアで試合ができたのは、人生の宝物になる。第2ゲームからは自分たちのプレーができて楽しくやれた。

村山浩の話

 銅メダルは取れたが、金メダルでなく悔しい。素晴らしい環境で戦えたのは誇りに思う。(同じ日本勢でライバルとなる)相手ペアがいなければ、ここに来ることもできなかった。

川上秀太の話

 パラリンピックの舞台でまずはメダルを取れたので、そこは一つ良かった。自分のしたいレースは最後まで貫けた。ただ、求めていた結果とは異なる。もやもやは晴れない。4年後は金を狙いたい。(共同)

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