男子ダブルス、車いすのクラスの3位決定戦は、前回の東京大会のこの種目で銅メダルを獲得した梶原選手・村山選手のペアと、松本選手・長島選手のペアの、日本勢どうしの対戦となりました。

松本・長島ペアが第1ゲームを奪う

第1ゲームは接戦のすえ、松本選手と長島選手のペアが21対19で取り、続く第2ゲームは梶原選手と村山選手のペアが精度の高いショットとラリーでの粘り強さで21対12で奪い返しました。

梶原・村山ペアが2ゲーム連取し逆転勝ち

最終第3ゲームは、22歳の梶原選手と50歳の村山選手の年の差28歳のペアがコンビネーションの良さを見せ、ライン際へのショットを次々と決めて21対15で取り、ゲームカウント2対1で松本選手と長島選手のペアに勝って、銅メダルを獲得しました。

梶原選手と村山選手のペアは、この種目、前回の東京大会に続く2大会連続の銅メダル獲得です。

梶原大暉「ほっとしている気持ちが大きい」

梶原大暉 選手(左)

3位決定戦で勝って銅メダルを獲得した梶原選手は「ほっとしている気持ちが大きい。準決勝で負けたのが悔しかったので、絶対に勝って後悔なく終わろうと村山選手と話していた。それを達成できてよかった」と話していました。
2大会連続の金メダルがかかる男子シングルスの決勝に向けては「2連覇を目指してやってきているので、やることをしっかりやって、勝ちたいと思う」と意気込みを示しました。

村山浩「梶原が声を出して引っ張ってくれた」

また村山選手は「日本人対決ということで複雑な思いはあったが、そこは引かずに銅メダルを持って帰ると腹をくくったので、それが結果につながったと思う。梶原選手がいいタイミングで声を出して引っ張ってくれたのが大きな勝因だと思う」と28歳年下の相方をたたえていました。

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