前回の東京大会で、女子シングルス、車いすの比較的障害が重いクラスで金メダルを獲得した26歳の里見選手は、1日の準決勝で、予選リーグで敗れていた中国の尹夢※ロ選手と対戦しました。

里見選手は第1ゲーム、持ち味のシャトルを拾い続ける粘り強さと鋭いスマッシュで、5連続ポイントを奪うなど主導権を握り、21対17で取りました。

続く第2ゲームは互いに譲らない展開でデュースにもつれ込みましたが、最後は里見選手が前後に振られながらも粘り強くシャトルを返し、チャンスで力強いショットを決めて22対20で競り勝ち、ゲームカウント2対0でストレート勝ちしました。

里見選手はこの種目で2大会連続の金メダル獲得を目指して2日の決勝に駒を進め、前回の東京大会と同じ決勝の顔合わせとなるタイのスジラット・プックカム選手と対戦します。

(※「ロ」は王ヘンに路)

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