カブスは30日、相手の本拠地ワシントンでナショナルズと対戦し、今永投手が中5日で先発登板しました。

前の登板で、大リーグ1年目の日本投手では9人目となるふた桁10勝目をマークした今永投手は1回、ヒットとフォアボールで2アウト一塁二塁とピンチを招いたあと、続くバッターには低めの変化球を打たれてツーベースヒットを許し、立ち上がりに2点を失いました。

カブスは2回、打者11人の攻撃で一挙7点を奪って逆転し援護を受けた今永投手は、左右のコーナーをついたピッチングで2つの三振を奪うなど立ち直りを見せました。

3回にはソロホームランを打たれて3点目を失いましたが、続く4回は持ち味の高低差を生かしたピッチングがさえ、3者連続で空振り三振を奪うなど、回を重ねるごとに安定感が増しました。

今永投手は7対3でリードした6回まで投げきり、追加点は与えず3失点でマウンドを降りました。

球数は96球、打たれたヒットが4本、フォアボールが1つ、三振は8つ奪いました。

試合は、カブスが9回に1点差まで詰め寄られましたが7対6で逃げきって連勝を4に伸ばし、今永投手が11勝目をマークしました。防御率は3.14としています。

また、カブスの鈴木誠也選手は3番・指名打者で先発出場し、この試合は5打数ノーヒット、3三振で打率が2割7分4厘に下がりました。

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