鈴木選手は30日、前回の東京大会で金メダルを獲得した男子100メートル自由形、運動機能障害のクラスに出場し、予選2位で決勝に進みました。

決勝では、序盤、少し出遅れ、50メートルを4番目で折り返しましたが、終盤に追い上げを見せて1分21秒71のタイムで銀メダルを獲得しました。

鈴木選手は静岡県浜松市出身の37歳。6大会連続のパラリンピック出場で、過去5大会で10個のメダルを獲得しているパラ競泳界のレジェンドです。

今大会は前日の29日に行われた男子50メートル平泳ぎで日本勢最初のメダルとなる金メダルを獲得していて、2つ目のメダル獲得です。

▽金メダルは世界記録保持者でイスラエルのアミオメル・ダダオン選手
▽銅メダルはメキシコのアンヘルデヘスス・カマチョラミレス選手でした。

鈴木孝幸「しっかり2番を取れたのでよかった」

今大会、2つ目のメダルとなる銀メダルを獲得した鈴木選手は「ラスト25メートルや20メートルのところでバテてしまった。タイムがベストではなかったのは残念だったが、しっかり2番を取れたのでそこはよかった」とレースを振り返りました。
そのうえで「まだ個人で2種目があるし、リレーもある。ここから少し期間が空くので、しっかり休養を取って次のレースに照準を合わせていきたい」と先を見据えていました。

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