パリ・パラリンピック卓球男子シングルス(立位7)の八木克勝(34)は体づくりへの探究心から、独特の方法で足腰などを鍛え、柔軟性も高めてきた。生まれつき手が短いため、広い範囲をカバーできるフットワークを武器とする。懸命にプレーしている姿で「多くの人にエールを届けたい」と言う。
街中を歩くときでさえ「重心が後ろに行きすぎている」などと日々、姿勢や体のバランスを意識している。屋内では歯が1本のげたを履いて過ごす。睡眠時は小さな草履「足半」を履き、足の筋肉を緩めている。遠征にも持っていく。
他にも、体幹の強化や体を柔らかくするためトレーニングにピラティスや古武術を取り入れている。(共同)
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