体操男子で2016年リオデジャネイロ五輪団体総合金メダリストの加藤凌平(30)が30日、所属先のコナミスポーツを通じて現役引退を発表した。今後は指導や競技普及の道に進む。  埼玉県出身。埼玉栄高から進んだ順大1年時の12年ロンドン五輪で初出場を果たし、団体総合銀メダルに貢献。父の裕之氏も日本代表の経験がある。世界選手権では、初出場だった13年に個人総合で内村航平に次ぐ銀メダルを獲得。14年に種目別平行棒で「銅」、15年に団体総合「金」と活躍した。今年4月の全日本選手権で唯一出場した床運動は43位だった。  新技「後ろ振り上がり脚上挙十字懸垂」はD難度の「カトウ」と命名された。


鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。