長野五輪スキー・ジャンプ団体金メダリスト、原田雅彦さん=2021年3月27日、佐々木順一撮影

 1972年札幌冬季オリンピックのスキー・ジャンプ70メートル級(現ノーマルヒル)金メダリストの笠谷幸生さんが亡くなった。全日本スキー連盟副会長で98年長野五輪スキー・ジャンプ団体金メダルの原田雅彦さんは「突然の訃報を聞き、悲しい思いでいっぱいです」とコメントした。

 原田さんのコメントは次の通り。

 笠谷さんは札幌オリンピック金メダリストとして、もちろん憧れの選手でしたが、私は指導者となられてから大変お世話になりました。

 常に寄り添い、たくさんのことを教えていただき、私が途方に暮れた時も、力強く励ましてくれたこと、今でも忘れません。

 そのおかげで自信を持ち、ジャンプ選手として成長できたと思っています。

 スキー連盟やJOC(日本オリンピック委員会)理事などの時も、オリンピックのたび、ジャンプを助けていただき、長野では世界一へと導いてくれました。

 本当にありがとうございました。心から感謝し、尊敬しています。

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