▽男子100メートルバタフライ、知的障害のクラスでは、前回の東京大会、100メートル平泳ぎで金メダルを獲得している山口尚秀選手が出場し、57秒85のタイムで5位でした。

▽女子100メートルバタフライ、知的障害のクラスでは初出場の木下あいら選手が決勝に進出し、1分6秒70のタイムで5位でした。

▽男子400メートル自由形、運動機能障害のクラスでは日本選手団最年少の15歳で初出場の川渕大耀選手が4分23秒15のタイムで7位でした。

山口尚秀「海外選手のレベルが上がっていること刺激に」

山口尚秀選手は「単刀直入に言うと楽しかった。海外の選手のバタフライのレベルが上がっていることに刺激を感じた」と振り返りました。

その上で2連覇がかかる男子100メートル平泳ぎのレースに向けて「大会の雰囲気はつかむことができた。平泳ぎではベストパフォーマンスを発揮して金メダルを獲得したい」と話し、気持ちを切り替えている様子でした。

木下あいら「初の決勝を経験し雰囲気に慣れることできた」

パラリンピック初出場の18歳、木下あいら選手は「予選よりタイムを落としてしまったので悔しいが、初めて決勝を経験して雰囲気に慣れることができたと思う」と振り返りました。

木下選手はこのあとも200メートル個人メドレーなど3種目に出場する予定で「会場の雰囲気に負けないくらいいい泳ぎをしたい」と意気込みを話していました。

川渕大耀「シンプルにメダルを取りたかった」

パラリンピック初出場の15歳、川渕大耀選手は「決勝は本当に緊張して、予選でのいいパフォーマンスが出せなかったのがすごく悔しい。自分の中で7位は満足できる成績ではなく、シンプルにメダルを取りたかった」と悔しさをにじませました。

そのうえで「まだまだ課題があるので、これから4年、この決勝で得た経験を生かして、次は金メダルをとれるように練習をしていきたい」とさらなる成長を誓っていました。

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