37歳の鈴木選手は過去5大会で10個のメダルを獲得している競泳界のレジェンドで、今大会、最初のレースとして男子50メートル平泳ぎの運動機能障害のクラスの決勝に出場しました。
鈴木選手はスタートで抜け出して序盤からトップに立ち、その後もスピードに乗ってぐんぐんリードを広げ、48秒04のタイムで1位でフィニッシュし、金メダルを獲得しました。
鈴木選手は2大会連続、通算3個目の金メダル獲得です。
▽銀メダルはイタリアのエフレム・モレッリ選手
▽銅メダルはスペインのミゲル・ルケ選手でした。
鈴木選手はこのあと自由形で3種目に出場する予定で、複数種目でのメダル獲得にも期待が高まります。
鈴木孝幸「21歳の時の自分を超えられてよかった」
鈴木孝幸選手は、16年前の北京大会でマークした自己ベストを更新するタイムでの金メダル獲得となり「自己ベストをずっと更新できなくて諦めそうになったときもあったが、先月、48秒台が出て自己ベストがねらえるなと思っていた。時間はかかったが、21歳の時の自分を超えられてよかった」と充実した表情でした。
鈴木選手はこのあとも自由形で3種目に出場する予定で「日本チーム、そして自分自身としてもすごくいいスタートが切れたと思う。このあとも頑張りたい」と意気込みを話しました。
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