ラグビー日本代表エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチから技術指導を受け、練習に励む矢崎由高選手(左)=東京都内で2024年4月25日、角田直哉撮影

 ラグビーU20(20歳以下)日本代表バックス、矢崎由高選手(19)=早大=が25日、将来の日本代表育成を目的とした日本協会の新プロジェクト「JAPAN TALENT SQUAD プログラム」に参加した。先日まで、サモアで開催された若手中心の国際大会「ワールドラグビー パシフィック・チャレンジ2024」に出場。サモア、フィジー、トンガの若手主体チームに3連勝し手応えをつかんだ。この日のプログラムで日本代表エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の技術指導などを受けた矢崎選手の主な談話は次の通り。

フル代表へ「ベスト出し続ける」

将来のラグビー日本代表育成を目的とした新プログラムで大学生に技術指導をするエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ=東京都内で2024年4月25日、角田直哉撮影

 エディーさんが来ることで、どの練習でも最大のパフォーマンスをするのは当たり前のことなんですけど、そこに違う緊張感とかあったと思うので。新しい刺激というか、指導者が代わるともちろん内容も変わるので、新鮮な練習ができたと思います。今までの僕のキャリアで聞いてこなかったアドバイスというか、「そうだよな」って思う部分もたくさんあるので、そういうのは自分にとってはすごいプラスだと思います。

 (サモアでの試合は)いい部分もたくさんありましたし、成長できた部分もありますけど、自分にしか分からない良くなかった点というのもたくさんあると思う。エディーさんもそれはアドバイスをしてくれましたし、それはディフェンスのもっとしゃべる部分であったり、試合だけじゃなくて「試合でいい選手は練習でもいい」と言われたので、そういう練習の態度だったり、今後もっと改善していきたいです。

 (ジョーンズHCとの1対1の対話は)全体のミーティングでも言われましたけど、フル代表へチャンスがあるっていうことは、すごい何度も言われましたし、どう日本代表になっていくかっていうことも話しました。もちろん早く第一線で戦うっていうことは目標ではあるんですけど、それまでの過程が明確にあるかというとそうではなくて。次の(U20の)日本代表遠征であるニュージーランド遠征にしっかり最後まで参加して、そこでいいパフォーマンスを続けて、そこをエディーさんが見てくださって、評価してくれて、フル代表(になる)っていう。僕は常に自分のベストのパフォーマンスを出し続けるってことが一番の近道だと思うので。それをするっていうのが目標っていうか、やろうと思っていることです。

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