関西学生野球連盟選抜チームとの練習試合で登板した報徳学園の今朝丸裕喜投手=ほっともっとフィールド神戸で2024年8月27日午後1時51分、吉川雄飛撮影

 台湾で9月2日に開幕する野球の第13回U18(18歳以下)アジア選手権に出場する高校日本代表チームは27日、神戸市のほっともっとフィールド神戸で、関西学生野球連盟の大学生選抜チームとの練習試合を行った。7回制で行われた試合は3―1で関西学生野球連盟選抜が勝利。プロ注目の右腕・報徳学園の今朝丸(けさまる)裕喜投手は1回を投げ、2奪三振無失点だった。今朝丸投手の試合後の主なコメントは次の通り。

報徳学園・今朝丸裕喜投手

 慣れたマウンドだったのでバッターに集中できた。傾斜に慣れているというか、マウンドの硬さとかも他の子よりは慣れていると思う。

 <夏の甲子園が終わってからの調整は>

 フォームの改善、フォーム固めをやってきた。(夏の甲子園初戦で敗れた)大社戦の時は少し体が開いていたので、意識していた。

 <この日の最速は148キロ>

 10割では投げていないが、けっこう指にもかかっていたので良い方。空振りも取れた。高校野球に比べて(ストライク)ゾーンも狭いので、しっかりゾーン内で勝負したいのはあった。

 <代表に来て、自チームとの違いを感じることは>

 捕手の配球が変わった。普段は直球が多いが、代表では変化球をしっかり使って持ち味の直球を生かしてもらっている感じ。捕手陣のそうしたところは頼りになる。

 <変化球は>

 甲子園が終わってから決め球をしっかり磨こうと思って、高速フォーク(の習得)を目指している。バッターが嫌がるような球を投げたいと思って。これまでのフォークよりも腕の振りを強くするように変えた。

 <高速フォークの感触は>

 25日にあった近大との練習試合でも投げていたが、良い感じです。

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