来年、開かれるデフリンピックの東京大会は100周年となる記念の大会ですが、日本財団の調べによりますと国内でのデフリンピックの認知度は16.3%と低く、課題となっています。

こうしたことから、品川区は大会をPRするサポーターを選任し27日、区内のろう学校で任命式を行いました。

任命されたのは
▽式が行われた私立のろう学校「明晴学園」と
▽ろう者でデフサッカー男子日本代表の元監督、植松隼人さん
それに
▽区内の企業に勤めるパラ陸上の湯口英理菜選手の3組です。

式では森澤恭子区長から委嘱状が手渡され「デフリンピックの認知度120%を目指して、皆さんと共に共生社会を作っていきたい」と、あいさつしました。

植松さんは「任命されてうれしく思います。来年の大会まであっという間だと思うので、区と一緒に発信を頑張っていきたいです」と話していました。

サポーターたちは今後、区内のイベントやSNSなどで大会の情報発信を行っていくということです。

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