「ふれあい相撲」で力士の胸を借りる子どもたち=千葉県茂原市で2024年8月23日、高橋秀郎撮影

 大相撲・錣山(しころやま)部屋の力士らを招いた「ふれあい相撲」が23日、千葉県茂原市の市民体育館相撲場であり、子どもたちが力士の胸を借りるなど、市民が交流を楽しんだ。

 錣山親方(元小結・豊真将)と力士9人、床山らが参加し、髪結いの実演や四股、ぶつかり稽古(けいこ)などを披露。相撲体験では小学生らが土俵で力士に挑戦し、来場者約500人を沸かせた。

 錣山親方は「ふれあい相撲を通じ、錣山部屋に茂原出身の力士が一人でも誕生するとうれしい」と話した。

 ふれあい相撲は、同市教育委員会の主催。2016年度から行われ、20年度から3年間はコロナ禍で中止したが、今回が6回目。運営に協力した錣山部屋茂原後援会の佐々木勝彦会長は「茂原で相撲文化を盛り上げ、存在感を高めたい」と話した。【高橋秀郎】

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