最新の世界ランキングで14位の日本は、環太平洋の6か国が参加する国際大会「パシフィックネーションズカップ」に出場するためカナダ西部のバンクーバーに遠征していて、25日は予選リーグの初戦として世界21位のカナダ代表と対戦しました。

今大会、日本は実績のあるリーチ マイケル選手や齋藤直人選手を招集せず、若手中心のメンバーで臨んでいて、前半4分、この試合が代表初キャップのウイング、マロ・ツイタマ選手が先制のトライを奪いました。

サモア出身のツイタマ選手は8月、代表入りの資格を得たばかりで、デビュー戦の開始4分で初トライをあげました。

日本はこのあともワーナー・ディアンズ選手がトライ2つをあげるなど、前半に5つのトライを奪って38対7と大きくリードして試合を折り返しました。

しかし、後半は日本がペナルティーを重ねるなど規律が乱れる場面が増え、カナダがトライ2つを奪い返して追い上げました。

日本は20分すぎからベテランの立川理道選手がスタンドオフのポジションで出場し、28分にウイングのジョネ・ナイカブラ選手が50メートル以上を独走するトライをあげて引き離しました。

このあとは両チームがトライ1つずつを奪って日本は55対28で勝ち、大会の白星スタートを切りました。

ことし9年ぶりに復帰したジョーンズヘッドコーチが就任後、テストマッチでは初勝利です。

日本は9月7日に埼玉県熊谷市でアメリカ代表と対戦し、予選リーグ突破を目指します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。