本番会場で調整する競泳男子の山口尚秀=パリ郊外(共同)

 【パリ共同】パリ・パラリンピック競泳の日本代表が25日、本番会場のラデファンス・アリーナで泳ぎ、男子100m平泳ぎ(知的障害)で2連覇を目指す山口尚秀は「ベストパフォーマンスを発揮できる準備は整っている。金メダルを獲得したい」と抱負を語った。  選手らは8月中旬から順次フランス入りし、事前合宿地のアミアンで調整してきた。男子100mバタフライ(視覚障害S11)で前回東京大会王者の木村敬一は「泳ぎの完成度は少しずつ上がってきている」と手応えを口にし、同種目で銀メダルだった富田宇宙は「すごくエネルギーに満ちあふれた場所。喜びを実感している」と気持ちを高めていた。


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