プロ野球・阪神は、湯浅京己投手(25)が胸椎(きょうつい)黄色靱帯(じんたい)骨化症の手術を受けたと25日、発表した。胸椎黄色靱帯骨化症は、背骨をつなぐ靱帯が骨化して神経を圧迫する国指定の難病。
この病気の罹患(りかん)者はプロ野球でも投手が多く、現役選手ではロッテ・岩下大輝投手(27)やDeNA・三嶋一輝投手(34)、中日の福敬登投手(32)が同じ病気で手術した後に1軍で登板している。湯浅投手は来季の復帰を目指す。
湯浅投手は2019年ドラフト6位で入団し、22年は最優秀中継ぎのタイトルを獲得して飛躍したが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場した23年は15試合の登板にとどまり、今季の登板はなかった。【荻野公一】
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