国内外のトップ選手が参加する「ジャパンオープン」は23日、横浜市の横浜アリーナで各種目の準々決勝が行われました。

このうち、混合ダブルスではパリオリンピックで2大会連続の銅メダルを獲得し、今大会かぎりでのペア解消を表明している渡辺選手と東野選手の『ワタガシ』ペアが世界ランキング22位の台湾ペアと対戦しました。

『ワタガシ』は第1ゲーム、相手の強烈なスマッシュに押されショットのミスも目立つなど流れをつかめず9対21で落としました。

第2ゲームも序盤からリードされる展開となり、一時は2点差にまで追い上げたものの17対21で取られてストレートで敗れ、大会2連覇はならず、ペアとして臨んだ最後の大会は準々決勝敗退で終わりました。

今後については渡辺選手は現役を続け、東野選手は女子ダブルスで新たにペアを組み次のオリンピックを目指します。

中学時代からペアを組み、1学年上の東野選手は「決勝まで残りたかった。残念だが最後の試合にたくさんの方が応援に来てくれて感謝の気持ちでいっぱいだ。ここまでやってこられたのは本当に勇大君のおかげ」と話しました。

また渡辺選手は「オリンピックでメダルを獲った瞬間は忘れられないものになる。今後もやるからにはいちばんを目指してやっていきたいし、まだまだ自分自身が強くなれると信じて選手生活を頑張っていきたい」と話していました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。