今月28日に開幕するパリパラリンピックに出場する競泳日本代表の選手たちは、フランス北部の町、アミアンで行ってきた合宿の様子を23日、公開しました。

このうち、5大会連続出場で、東京大会の男子100メートルバタフライ視覚障害のクラスで金メダルの木村選手は、およそ1年半かけて腕の使い方などを改良してきたフォームを確認しながら泳ぎ込んでいました。

また、6大会連続出場の37歳で東京大会の男子100メートル自由形、運動機能障害のクラスで金メダルの鈴木選手は短い距離でスピードに乗る練習を繰り返していました。

さらに、運動機能障害のクラスで初出場の18歳、福田果音選手は得意の平泳ぎでテンポよく泳いでいました。

木村選手は「取り組んできた技術的な部分を出しきれるように勇気を持ってレースに臨みたい」と意気込んでいました。

鈴木選手は「日本選手団やパラ競泳チーム、そして自分自身にもいい流れをつかめるように、いい色のメダルを目指したい」と話していました。

福田選手は「調子が上がり練習がすごく楽しい。楽しみつつ結果を示したい」と話していました。

パラ競泳は開会式翌日から競技が始まります。

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