三塁側アルプス席で京都国際の応援の様子を取材する韓国のKBSの取材クルー(手前)=阪神甲子園球場で2024年8月23日午前10時40分、来住哲司撮影

 兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で23日行われた第106回全国高校野球選手権大会の決勝で、京都国際の三塁側アルプス席には多くの韓国メディアが取材に訪れた。

 京都国際は1947年に創立した京都朝鮮中が前身。その後、京都韓国学園となって韓国政府から学校として認可され、2003年に日本の学校教育法が定める「学校」としての認可を受けた。こうした背景から、初めての決勝進出に、韓国での関心の高さがうかがえた。

 韓国日報の柳●(リュウ・ホ)東京支局長(37)は「校歌がハングルなので、韓国でとても話題になっている」と説明。「私は今大会初めて取材するが、韓国メディアは新聞社、通信社、放送局で10社くらい来ていると思う」と推測しており、韓国の公共放送のKBSや放送局のSBSなどの取材クルーの姿もあった。【来住哲司】

※●はサンズイに「皓」

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