8月21日はプロ野球「楽天・ソフトバンク」戦で岩手ゆかりの若手とベテランが輝きを放ちました。

黒沢尻工業出身の石塚綜一郎選手(ソフトバンク)がプロ初ホームランを打つと、一関一高出身の阿部寿樹選手(楽天)がプロ初のサヨナラヒットで締めくくりました。

21日は4位・楽天が首位・ソフトバンクを仙台で迎え撃ちました。

ソフトバンクの7番DHは黒沢尻工業出身の石塚綜一郎選手(23)、高校通算39本のホームランを打ち5年前、ドラフトの育成枠で指名を受けました。

石塚綜一郎選手(当時 高校3年)
「これから先のことは本当に楽しみでワクワクしている」

第1打席でプロ初ヒットを打つと続く5回の第2打席、初球を振り抜くと高く舞い上がった打球はレフトのポール際へ、プロ通算9打席目で初ホームランを記録しました。

育成枠からはい上がり8月初の1軍登録、今後につながる大きな一打を見せました。

試合は1対0のまま9回ウラへ。

楽天は土壇場で同点に追いつくと、サヨナラのチャンスで4番の一関一高出身・阿部寿樹選手。
打球はレフトフェンス直撃、34歳のベテランがプロ初のサヨナラヒットを放ち、楽天が劇的な逆転勝利をつかみ取りました。

楽天 阿部寿樹選手
「ヒットになってくれて良かった」

(楽天2-1ソフトバンク)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。