2024年の大会=土浦市で2024年4月21日午前9時45分、鈴木美穂撮影

 第35回かすみがうらマラソン兼国際ブラインドマラソン(土浦市、かすみがうら市、毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社など主催)実行委員会が22日、茨城県土浦市内であり、開催日を2025年4月20日と決めた。フルマラソンと10マイル、5キロ、ウオーキングの4種目。

 募集定員は前回と同様にフルマラソン1万4000人、10マイル5000人など計2万300人。参加料もフルマラソン1万円、10マイル7500円をはじめ、前回と同額とする。

 近年のマラソンブームの沈静化、各地の大会増加を踏まえ、大会の魅力向上や付加価値の創出を図るため、日本3大湖(霞ケ浦、琵琶湖、サロマ湖)でそれぞれ開催されている大会と連携する。事業内容は今後検討する。

 エントリーが昨今、定員割れとなっていることから第35回大会から申し込みサイトを拡充、参加者の利便性を高める。従来の「ローソンチケット」に加え、「ランネット」や「スポーツエントリー」でも受け付ける。

 第34回から同大会は(世界中の40歳以上が競い合う)アボット・ワールドマラソンメジャーズ「ワンダ・エイジグループワールドランキング」に加盟。参加者39人が25年、ニューヨークで開かれる「ワールドチャンピオンシップス」に招待されることになったと事務局から報告があった。

 実行委会長を務める安藤真理子・土浦市長は「『甦(よみがえ)れ霞ケ浦 水はスポーツの源』をメインテーマ、『体験する福祉・ノーマライゼーションの実践』をサブテーマに、これまでの伝統を継承し、より良い大会にする」とあいさつした。【鈴木美穂】

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