宮崎市のジュニア水球チームが、22日から始まる全国大会に挑みます。選手たちは、大舞台での上位進出を目指しています。
宮崎県内で唯一のジュニア水球チーム「ビートスイミング宮崎」。
8月に開催された九州地区予選で、小学生チームが準優勝。中学生も3位に入り、2年連続で2チームが全国大会への切符を手にしました。
(小学生チーム 宮川朔歩キャプテン)
「喜びがたくさんでうれしかった。守って一気にみんなで攻めて、1点ずつ集中して得点するチーム」
小学生チームは4年から6年まで男女あわせて9人。エースの宮川朔歩キャプテンを中心に、カウンター攻撃を得意とします。
(小学生チーム 宮川朔歩キャプテン)
「全国大会はみんなで点を決めて優勝します」
そして、大会に向けて熱の入った練習に取り組む中学生チーム。去年のベスト16以上を目指して、8人が全国に挑みます。
水球は、「水中の格闘技」とも呼ばれ、水の中で激しい攻防が繰り広げられます。
水深2m以上のプールで行われ、試合中、プレーヤーは泳ぎっぱなしという過酷な競技です。
(中学生チーム 本田晶寛キャプテン)
「自分が一番頑張らないとみんなも頑張らないので、どれだけみんなを引っ張っていけるかが大事だと思う」
こう話すのは、中学生のキャプテン・本田晶寛選手。攻守の要としてチームを引っ張ります。
(中学生チーム 本田晶寛キャプテン)
「目標は、まず初戦を突破してベスト8以上を取ることです」
チームの得点源は鈴木海斗選手。フィジカルの強さを武器に、強烈なシュートでゴールを量産します。
(中学生チーム 鈴木海斗選手)
「相手やキーパーの位置を考えて、狙うところも考えて、シュートを打っている。九州大会では、沈んで点を決められないことがあったので、全国大会では沈まないようにして点を決めたい。1試合8得点が目標です」
チームを率いて11年目の児玉悠太監督は、全国で上位に食い込むチャンスはあると期待を寄せます。
(児玉悠太監督)
「第一に楽しんでもらって、大会が終わって悔いが残らないような全国大会にしてほしい。その中で、結果としてベスト8・ベスト4ぐらいまで成績が伸びていけばいいと思っている。そこを目指して頑張りたい」
3年後の宮崎国スポも見据え、宮崎の水球界を背負う若き選手たちの活躍に期待です。
ビートスイミング宮崎が出場する水球の全国大会は、22日から京都府で開催されます。
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