高校野球 3年ぶりベスト4進出 京都国際が準決勝に向け調整

京都国際は19日に行われた準々決勝で、奈良の智弁学園に4対0で勝ちました。

21日の準決勝では、春のセンバツの初戦で対戦して敗れた青森山田高校と対戦する予定です。

選手たちは、20日午後から京都市東山区の学校で調整を行い、初めの1時間は、対戦相手の動画を見て試合のイメージトレーニングを行ったということです。

その後、室内練習場でストレッチや軽いダッシュなどで体を動かし、このあとバッティング練習を行いました。

京都国際は、ここまで4試合すべてでふた桁安打を記録していて、キャプテンで4番の藤本陽毅選手はツーベースヒットを4本打つなど、打線を引っ張っています。

20日の練習では、バッティングピッチャーが投げたボールを打ち返し、鋭い打球を飛ばしていました。

一方、エースの中崎琉生投手は、グラウンドで軽くキャッチボールをして調整していました。

小牧憲継監督は、春のセンバツで敗れた相手との対戦に「もう一度戦うチャンスをもらえてうれしい。相手は個々の能力が高いが、チーム力で勝ちたい」と話していました。

また、キャプテンの藤本選手は「対戦相手を決めるくじで、青森山田をひくことを狙っていました。今がチームの雰囲気がいちばんいいので、絶対に倒します」と意気込んでいました。