週末のJリーグの結果です。J2の清水エスパルスと藤枝MYFC、そしてJ3のアスルクラロ沼津が快勝を収めた一方、J1のジュビロ磐田は完敗を喫しました。
清水は富士山ダービー勝利でホーム無敗は13試合に
前節、首位に返り咲いたエスパルスはホームで甲府との富士山ダービーでしたが、序盤はペースを握られてしまいます。
前半10分にはウタカにあわやというシュートを放たれますが、ここは高橋が全力疾走でクリア。
守備陣の粘りに応えたい攻撃陣は前半32分、テンポのよいパス交換で持ち上がり乾から左サイドの山原につながると、クロスに反応したのはカルリーニョス。劣勢を跳ね返し先制点を奪います。
1対0で折り返すと、後半1分にはラフプレーで甲府のアダウィウトンが一発レッド。これで流れは一気にエスパルス。
そして12分、乾の絶妙な溜めから山原・ブラガとつながり追加点。ブラガの今シーズン7ゴール目でリードを広げます。
さらに後半45分、縦へのパスをアジズが上手くさばき矢島と連動して中央突破。
2試合連続ゴールで甲府を突き放すと、3対0で締めくくりホームでの無敗記録を13に伸ばしました。
清水エスパルス・山原怜音 選手:
チームの勝利に貢献するために、自分の役割を全うするだけ。やはり今日みたいに得点に絡むプレーができることが、自分がチームに求められているところ。出していければと思う
藤枝は12試合ぶりの無失点で快勝
山口と対戦したMYFCは序盤から持ち味のアグレッシブさが全開。
前半9分、大曽根のパスを矢村が鮮やかにゴールネットへ突き刺し、主導権を握ります。
その後もMYFCの勢いは止まらず13分、左サイドから攻め上がり梶川のクロスに千葉。エスパルスから加入後・2点目を決め突き放します。
さらに25分、瀬世がロングシュートで加入後初ゴールを決め、3対0と12試合ぶりとなる無失点で快勝です。
沼津は3連勝で2位に浮上
アウェー・岩手に乗り込んだアスルクラロは前半31分にPKを獲得すると、持井が冷静に決めて先制。
後半26分にはサイドを広く使いクロスを濱が折り返すと、徳永が難しい体勢からヘディングシュートを決め追加点。2対0とします。
さらに終了間際にもピッチを広く使って揺さぶると、今度は柳町が決めてダメ押しの3点目。
3連勝で2位に浮上しました。
磐田は首位に完敗し再び降格圏
一方ホームでは町田に勝利しているジュビロでしたが、失点を重ねた上に数少ない反撃の機会も実らず4対0の完敗。
上位進出の足がかりをつかみたいところでしたが、順位は18位と降格圏に逆戻りとなりました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。