林芳正官房長官は11日午後の記者会見で、大相撲の外国出身力士で初めて横綱となった第64代横綱・曙太郎さんが死去したことについて「お悔やみを心より申し上げます」と哀悼の意を表した。
曙さんは、米ハワイ州出身で同期で後に横綱になる若乃花、貴乃花兄弟らと出世を争い、1993年に横綱に昇進し、現役引退後も格闘家として活躍した。林長官は「曙さんは外国出身の力士として初めての横綱になられました」と述べた上で、「貴乃花、若乃花らと常に熱戦を繰り広げ、大相撲人気をけん引するなど角界で大いに活躍をされました」と生前の功績をたたえた。【鈴木悟】
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