ここまで9勝2敗、防御率3点台と好調の今永投手は大リーグ1年目でのふた桁10勝目をかけて18日、本拠地シカゴで行われたブルージェイズ戦に中5日で先発登板しました。

1回はツーアウトからフォアボールとヒットを許しランナー2人を背負いましたが後続のバッターは高めの力強い速球でライトライナーに打ち取って無失点で切り抜けました。

今永投手は2回、テンポよくツーアウトまで取ったものの8番バッターに高めの速球を打たれてライトへのソロホームランで1点を失いました。

その後は高めの速球を生かした持ち味のピッチングを見せ、4回には低めの変化球で2者連続三振を奪うなど徐々に安定感を取り戻しました。

カブス打線は4回、ワンアウト一塁の場面でこの日、30歳の誕生日を迎えた3番・指名打者の鈴木誠也選手がセンター前に2試合ぶりのヒットを打つなどツーアウト満塁のチャンスを作りました。

しかし、チャンスで1本が出ず得点を奪い返せませんでした。

今永投手は5回もランナーを出したものの追加点は許さずこの回を投げきって1失点のままマウンドを降りました。

球数は97球、打たれたヒットは4本、フォアボールは1つ、三振は6つ奪いました。

試合はそのままカブスが0対1で敗れたため、今永投手に6月21日以来の黒星がつき3敗目を喫しました。

また、鈴木選手はこの試合4打数1安打で、打率は2割6分3厘となりました。

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