大谷翔平選手が、日本人選手初のメジャー全30球団制覇となる38号を放った。

「構えている段階でいい未来が余り見えていない」と本人も語るように、8月はなかなか調子が上がらない大谷選手。それでも17日、愛犬デコピンの特製スパイクをはいてカージナルス戦に出場すると、この試合2つ目となる37個目の盗塁に成功。足でチャンスを広げた。

するとバッティングでも4試合ぶりの一発が飛び出した。第3打席、打球角度21度の超低空ライナーでフェンスを超える38号ホームラン。これがカージナルス戦初アーチで、メジャー全30球団からホームランを放った初めての日本人選手となった。

大谷選手は、試合後のインタビューで「甘い変化球でしたけど結果的にホームランになってくれて良かった。反面他の打席もいいクオリティの打席にしたいなと思います」と振り返った。

試合には敗れたものの、史上6人目のフォーティ・フォーティ達成も秒読み段階だ。大谷選手は、「もちろん増えていけばいいなと思いますけど。(ゲーム差が)余裕のある状態で9月に入れるのがベストなので。今はそれの方が大事かなと思います」と語った。

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(2枚)

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。