大社・石飛文太監督

 第106回全国高校野球選手権大会は第9日の15日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦があり、大社(島根)が創成館(長崎)に延長十回タイブレークの末に5―4で勝ち、3回戦に進んだ。1大会2勝は107年ぶり。

 大社・石飛文太監督の試合後の主なコメントは次の通り。

大社・石飛文太監督

 <八回に追いついた>

 もう開き直った。選手みんなで「行け」って言っただけ。(指示は)ストレートを打て、高めを打てと。(村田昊徽=ごうき=投手の)スライダーに苦しんだ。あんなにいいスライダーは打てないので、打てるボールだけを打てと指示した。

 この春から戦い方を見直した時に、自滅を全てなくすというところからやってきた。守備では送球ミスやカバーリングなどができなかった。本当に自滅をしなくなった。

 攻撃の自滅をなくすことを考えた時には、一番はバントだと思い、そこだけ意識してやっている。「自滅をしない」。それが今、強みになっている。

 きょうの試合は、創成館にまさか勝てるなんて………。稙田(龍生)監督が出している本「守り勝つ力」とかを読んで勉強した。そのすごい守備力は、甲子園の戦い方の勉強になった。

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