昨シーズン、B3参入1年目で圧倒的な強さを見せてB2への昇格を果たした、プロバスケットボールチーム「福井ブローウィンズ」は15日、10月からの新シーズンに向けたチーム初練習を鯖江市内で行いました。
10月に開幕するB2リーグへ向けた初練習にはヘッドコーチや選手12人が参加し、チームの強みである守備練習を中心に行いました。
最短でのB1昇格を目指し、今シーズンのブローウィンズにはB1でプレーしてきた3人の選手が新たに加わました。
身長199センチの西野曜選手は多彩な得点力が武器で、昨シーズンまでB1の横浜でプレーしていました。B1の群馬から移籍した木村圭吾選手は身長188センチで、シュート力とディフェンス力が期待されています。
さらに、アメリカ最高峰リーグNBAのチームにも在籍した経歴がある、身長2メートル11センチのライアンケリー選手は、昨シーズンまでB1渋谷でプレーしていました。ライアン選手は「ハンドリング、パス、得点、ディフェンス、何でもできる姿を見てほしい。個人的には成長し続けることが目標。一緒になってやっていけたらB1昇格も見える」と力強く話していました。
B2へと導き、今シーズンもチームの指揮をとる伊佐勉ヘッドコーチは「B2はサイズがあがってよりスピーディーでフィジカルが強い選手がいるので、そこに対応するべく新しい3人の選手を呼んだ。12人で、どのチームにも対応できる」と期待を込めました。
ブローウィンズは、9月7日と8日に敦賀市内で行われる練習試合に臨みます。ホーム開幕戦は10月5日に福井市内で行われ、信州と戦います。
B2には東西2つの地区に、合わせて14のクラブあり、ブローウィンズは東地区に属しています。2024年10月から2025年4月まで東西のチームとシーズンを戦い、プレーオフを勝ち抜いた2チームのみがB1へ昇格します。
17日には、福井市のハピテラスで新加入の選手の紹介など、新シーズンに向けた体制発表会が開かれます。
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