第106回全国高校野球選手権大会は第8日の14日、阪神甲子園球場で2回戦があり、菰野(三重)が西日本短大付(福岡)に0―13で敗れ、春夏通じて初の3回戦進出はならなかった。
菰野・森田亮太監督の試合後の主なコメントは次の通り。
菰野・森田亮太監督
(先発に三重大会で登板のなかった森柊真投手を起用)状態が良かったので、迷いなく起用した。彼の良いところは投げっぷりのよさ。気持ちを前面に出して投げるタイプで、自分が行かせてくれというのが練習から見えていた。結果的に判断を間違えたと反省している。本人はよく投げてくれた。
(最後には栄田人逢投手をマウンドに送った)三重大会を通じて彼の活躍でここまでこられたので、最後負けるにしても勝つにしても、彼が立っているのが今年のチームだと思って託した。
(相手先発の村上太一投手は)コントロールよく、テンポよく投げてこられた。序盤は打線が真っすぐや縦のスライダーについていけて、中盤以降は捉えていけるな、というところで大量失点(三回に8失点)があり、流れをつかめない展開にしてしまった。
(三回は)相手打線につかまる前に四球の出し方が嫌だったので、(早めの)継投も考えた。私のミスです。
(2年生が主体のチーム)試合の流れを変えるには伝令だけでは厳しいので、変えられるような選手になる、というのは来年(甲子園に)帰ってくるためには乗り越えないといけない課題。彼らがこの大会を通じて何を持ち帰って、何を生かすか、彼ら次第だと思う。
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