第106回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高野連主催)で小松大谷は第8日の第2試合(14日午前10時35分開始予定)で大阪桐蔭(大阪)との2回戦に臨む。小松大谷の西野貴裕監督(49)と大阪桐蔭の西谷浩一監督(54)にそれぞれ互いの印象などを聞いた。対談形式で紹介する。

 ――相手チームの印象は

 西野監督 全てにおいて日本一のチーム。胸を借りるつもりでやりたい。

 西谷監督 バッテリーを中心にしっかり守り、守りのリズムから攻撃につなげる粘り強いチーム。

 ――警戒している選手は

 西野 ベンチ入りしている選手全員、うちの選手よりも(技量が)上。打線も1番から9番まで穴がないと思う。

 西谷 いい投手陣なので、いかに攻略できるか。打者はつないでくる。先頭打者をきっちりと切っていきたい。

 ――鍵になる自チームの選手は

 西野 (初戦と)同じで投手陣。5人の継投になると思う。最少失点で(試合をしたい)。

 西谷 つないでいくチームなので誰ということはない。全員です。

 ――現在のチームの様子は

 西野 悪くはないと思う。本番で力を出させてあげることだけを考えている。

 西谷 気持ちも高まってきているところ。いい緊張感を持ちながら準備している。

 ――理想の試合展開は

 西野 最少失点で最終盤を迎えたい。(相手の)打者が有利になるカウントをつくらないことを、ミーティング(で徹底)していきたい。

 西谷 甲子園に出てくるチームに簡単には勝てない。粘って粘って粘り抜いて1点でもまさって校歌を歌おうとみんなに伝えている。

 ――意気込みを

 西野 胸を借りるつもりで、最後はまくっていきたい。

 西谷 いい相手ですので、粘り強い戦いをしたい。(小崎瑶太、西晃奈)

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