7月25日にバンテリンドームナゴヤで行われた、史上初となる“中日ドラゴンズOB戦”、中日スポーツ創刊70周年記念「DRAGONS CLASSIC LEGEND GAME 2024」。柵越えも飛び出したバッティング練習から、試合の模様はもちろん、セレモニー終了に至るまでをアーカイブ配信している動画より、各選手のインタビューについてお届けします。

▼山崎武司選手(ドラゴンズOB会副会長)
「大先輩も来てくれてるんで、私たち中堅どころはちょっと緊張します。今日は偉そうな格好でベンチにいられないのが大変です(笑)。ドラゴンズ初の試みで一同張り切っております。皆さんの期待に応えるプレーができる…かどうかが心配でございまして、多分4~5人はケガ人が出ると思います(笑)。懐かしのメンバーを見て『昔はああだったけど、今こんなんか…』と皆さん思い出しながら楽しんでください」

▼宇野勝選手
「練習でちょっと打ちましたけど…無理でした!ちょっと守りましたけど…すぐ息が切れました!とりあえずは体を壊さない程度にフルスイングします(笑)。長打は当然狙いますけど、狙っても当たるかどうかは分からないです。頑張ります!」

▼田尾安志選手
「皆さん、楽しみにされてたと思うんですが、その期待になんとかお応えしたいと思います。前に飛ばせるように頑張ります。三振しないようにね(笑)」

▼平田良介選手
「この日のためにSSKさんにお願いしてバット作ってもらったんですよ。頑張って柵越えできるようにしたいと思います。なんとか飛距離は届くと思うんで、ホームランしか狙ってないです!現役から13kg肥えてて、今日で2kgくらい痩せたいと思います」

▼李鍾範選手
「招待していただいてありがとうございます。スタジアムに入ったらすごく気分が良くて、99年に優勝した時の気持ちになりました。また今日いいプレーを見せられるように頑張りたいと思います」

▼山本昌投手
「もう60歳前です(笑)。ストライクはまだ入るかなと思うんで、精いっぱい投げたいです。たまにキャッチボールしてますが、やっぱりマウンドは違うんですよ。さっきちょっとマウンド上がったんですけど、遠いね(笑)。スピードガン?出るの?やめようよ(笑)。まぁまぁ100キロくらいかな…。頑張りたいと思います」

▼宣銅烈投手
「お久しぶりです。日本のファンの皆さんにご挨拶ができてうれしいです。(バンテリンドームナゴヤは)99年にリーグ優勝した時以来です。その後はないので初めてです(笑)」

▼英智選手
「冗談抜きで、今日はやっぱり自分も憧れる方と一緒に、世代を超えた、自分がテレビゲームで使っていた方々とプレーができる、これがすごく嬉しくて。ウキウキと遠足に行く気分で来ました。某ファミコンゲームでは、僕は地元がドラゴンズですから、ピッチャーは『いまわか』を使わせていただいてました(笑)」

▼小松辰雄投手(ドラゴンズOB会会長)
「やっと実現しましたね。本当は星野仙一さん、高木守道さん、大島康徳さん、杉下茂さんなど天国の大先輩たちが元気な時にやれればよかったとも思うんですけど。それでもこれだけ集まってくれて。同窓会です!まだまだ本当は呼ばなきゃいけない人がいたんですが、人数も制限があったのでこのメンバーになりました。今日は150キロいきたいんですけどね、もう65歳ですから、その半分ぐらい出ればいいんじゃないですか(笑)」

 ドラゴンズ史上初となるOB戦はプレイボール直後から見どころ到来。強竜チームの先頭打者・荒木雅博選手が放った鋭い三遊間へのゴロを、昇竜チームのサード・宇野勝選手が横っ飛びでキャッチするファインプレー!

 その後も山本昌投手が伝説のスクリューボールを投げ込んだり、英智選手が現役時代さながらのスライディングキャッチを披露したりするなど、幅広い世代のファン垂涎の白熱したゲーム展開となったのでした。

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