今月28日から来月8日まで12日間の日程で開かれるパリパラリンピックの開会式では、各国の選手団がパリ中心部のシャンゼリゼ通りからフランス革命の舞台ともなったコンコルド広場までパレードを行う予定です。

IPC=国際パラリンピック委員会によりますと、今回の開会式はパラリンピックとしては初めてスタジアムの外で行われ、最大で6万5000人の観客を見込んでいるということです。

パリオリンピックの閉幕から一夜明けた12日会見した大会組織委員会のエスタンゲ会長は、パラリンピックの開会式について「とても素晴らしく、壮観なものになる」と述べ、各国の選手団や大会関係者、あわせて5000人のほか障害がある人を含め、140人のダンサーが参加する大がかりなものになると強調しました。

また、東京パラリンピックの陸上女子走り幅跳びの銀メダリストで、フランスパラリンピック委員会のル フュール会長は「開会式は障害者と健常者が一緒に作り上げるものになる。違いとともに生きていくことを学んでいく機会にしたい」と述べました。

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