新潟産大附属が県勢7年ぶりに勝利するなど、夏の甲子園が盛り上がりを見せるなか、「小学生の甲子園」とも呼ばれる全国大会に出場する、未来の高校球児たちを取材しました!

黄色のユニフォームが特徴的な少年野球チーム、岩室クラブジュニア。

新潟市西蒲区の小学生約20人が所属しています。

【岩室クラブジュニア 池紘佑主将】
「僕たちのチームはいっぱい声出して盛り上げていっぱい打って、とにかく楽しんで野球をするチームです」

「野球を楽しむ」ことをモットーに、4年前に設立されたこのチーム。

6月に行われた新潟県予選で優勝し、「小学生の甲子園」とも呼ばれる全国学童軟式野球大会に出場する、いま県内で勢いのある少年野球チームの一つです。

【岩室クラブジュニア 田中裕明監督】
「だんだん最近みんな調子が上がってきて、全国で勝てるチームになってきているとは思うんです。打って打って打ちまくるんで、打ち勝ちたいと思いますね」

チームの強みは「攻撃力」。

特に4番の笹野幹太選手は長打が魅力です。

【岩室クラブジュニア 笹野幹太選手】
「打席に立ったら得点をなるべく多く取って帰る。ランナーが残ってたらそのランナーを返すっていうのが役割です」

そして得点を重ねて作ったリードを守る要が、ピッチャーの田中優心選手です。

繰り出されるストレートは最速112キロ。

【岩室クラブジュニア 田中優心投手】
「球の速さが背の高さでもあるのかなと思います」

その強さは田中投手の身長の高さにあり、身長は170センチ。

さらに県大会前からは、緩急をつけた投球を意識しているといいます。

【岩室クラブジュニア 田中優心投手】
「ストレートだけだと打たれるので、スローボールとかを使っていくことでタイミング外して打ち取ることができる」

チームの監督を務めるお父さんを相手に、家でもピッチング練習を欠かさず行い、全国大会に備えます。

【岩室クラブジュニア 田中裕明監督】
「練習はよくしますね、練習量は誰にも負けないと思います」

【岩室クラブジュニア 田中優心投手】
「全国大会では全力でプレーして、勝ちを1つずつとっていく」

新潟産大附属に続いて、全国大会で勝利を!

大会は8月15日に開幕し、岩室クラブジュニアの初戦は、16日に滋賀県代表のチームと対戦します。

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