サッカーJ2・モンテディオ山形は、きのう(11日)ホームで徳島と対戦し1対0で勝った。交代で入った選手が得点に絡み3試合ぶりの勝利、順位は12位に浮上。
リーグ戦は残り約3分の1。山形とプレーオフ進出圏内・6位との勝ち点差は11で、1つも落とせない状況が続く。
緑を基調とした夏限定ユニフォームの山形は、前節加入後、初ゴールを決めた土居を軸に攻撃を組み立てる。前半20分のコーナーキック、國分がジャストミートするがわずかに枠の上。
後半17分には、ディサロのクロスが跳ね返されたところを高江がねらったが、地をはう鋭い弾道は相手キーパーにセーブされる。
得点まであと一歩と迫ると、26分のコーナーキックで弾かれたボールを高江が収め、交代で入った坂本稀吏也のクロス。イサカの頭での折り返しから、こちらも代わって入った高橋が冷静に押し込んだ。
高橋はチームトップの7ゴール目。ここ数試合は途中出場が多くなった高橋だが、「与えられた時間で結果を出すのが自分の仕事」と、しっかり起用に応えた。
その後、ここ5試合負けがない徳島の猛攻をしのいだ山形。3試合ぶりの勝利を掴み順位は12位に浮上。
(FW#36・高橋潤哉選手)
「セットプレーの流れから取れたのはみんなにとって自信になっただろうし、これを続けていけたらと思う。J1昇格につなげられるような仕事をしていけるよう、次の試合もトライしていきたい」
山形は次節もホームで8月17日、今シーズン2敗しかしていない3位の長崎と対戦する。
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