【東海大相模-富山商】東海大相模の原俊介監督=阪神甲子園球場で2024年8月12日、渡部直樹撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第6日の12日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で2回戦が行われ、東海大相模(神奈川)が富山商を4―0で降し、5年ぶりに初戦を突破した。東海大相模出身で2021年に就任した原俊介監督は、監督として甲子園初勝利。原監督の試合後の主なコメントは次の通り。

東海大相模・原俊介監督

 先発の藤田(琉生投手)は真っすぐが走り、スライダーなどの変化球も良いところに決まっていた。相手の打者を見ながら、直球を軸に変化をうまく織り交ぜてくれた。夏の甲子園で校歌を歌うのが夢だったので、結構大きな声で歌ってしまった。

 打線はみんなパンチ力がある。いつもライナーを打つことを基本に、外野の間を抜く打球を心掛けている。柴田(元気選手)の打球はたまたま良い角度で上がってスタンドに入った。最高の結果となった。

 甲子園は応援に行くところだと思っていた。監督は試合が始まれば願うしかない。ゲームセットの瞬間は勝ったうれしさと、ほっとした気持ち、校歌を歌える喜びが交ざり、最高だった。

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