【パリ共同】世界陸連のセバスチャン・コー会長(英国)が11日、国際オリンピック委員会(IOC)の次期会長選への出馬を検討していると明らかにした。パリ五輪での競技を総括する記者会見に出席し「可能性が生まれたのだから、真剣に考えなければならない」と話した。

 67歳のコー氏は陸上男子中距離の元スター選手。1980年モスクワ、84年ロサンゼルス五輪で1500メートルを2連覇した。引退後は国会議員を務め、2012年ロンドン五輪では大会組織委員会会長を務めた。英国オリンピック委員会の元会長で15年に国際陸連(現世界陸連)の会長に就任した。(共同)

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