パリオリンピックで、性別をめぐり出場の是非が議論となっているボクシング女子の台湾の選手が8月10日、金メダルを獲得しました。
女子57キロ級の台湾の林郁テイ(テイは、おんなへんに右側が亭)選手は10日、ポーランドのユリア・シェレメタ選手との決勝で5対0で判定勝ちしました。
金メダルが決まると、林選手は、リングにキスをするようなしぐさで喜びを表しました。
林選手は、2023年の世界選手権で「男性ホルモンのテストステロン値が高い」としてIBA(国際ボクシング協会)が失格処分としたものの、パリオリンピックではIOC(国際オリンピック委員会)が出場を認め、議論を呼んでいます。
また、SNSでは林選手を中傷する投稿が相次ぎ、問題となっていました。
メダル授与式後の会見で、林選手は「期間中は全てのSNSを遮断し、トレーニングや試合に集中した」と明かしました。
また、SNSの誹謗中傷について今後、法的措置をとるのか問われると「今後チームと話合う」と答えました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。