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◇マラソン会場 最大高低差は156m 起伏多いのが特徴
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【NHKプラスで配信中】女子マラソン
《見どころ》
今大会では、1984年のロサンゼルス大会で女子マラソンが採用されて以来、初めて、女子のマラソンが大会の最終日に行われます。
日本からは
▽8位入賞を果たした東京大会に続いて2大会連続出場の一山選手と
▽去年行われたパリオリンピックのマラソン代表選考レース、MGCで優勝した鈴木選手の2人が臨みます。
◇マラソン会場 最大高低差は156m 起伏多いのが特徴
陸上、マラソンの会場には、パリ市庁舎をスタートし、パリやその近郊の数多くの名所を巡りナポレオンのひつぎが安置されていることで知られるアンバリッドでフィニッシュする42.195キロのコースが採用されました。
市庁舎の前をスタートしたあとは、セーヌ川に沿ってルーブル美術館やコンコルド広場の前を通り、23キロ地点のベルサイユ宮殿近くが折り返し地点となっています。そして後半は、再びセーヌ川沿いに戻り、パリの中心部に向かってエッフェル塔の前を通過し、アンバリッドでフィニッシュするコースです。沿道では無料で観戦することができますが、フィニッシュ地点は、有料で観客を入れる計画です。
コースの最大の特徴は、起伏の多さで最大高低差は156メートルにも達し、特に中盤の20キロから30キロ地点にかけては過酷なアップダウンが待っています。
パリオリンピックの組織委員会によりますと、このコースは1789年に食糧難に苦しむ市民たちがパリ市庁舎からヴェルサイユ宮殿まで歩いて国王や議会に対する抗議の意志を示した「ベルサイユ行進」に着想を得たということです。
この行進が女性を中心に行われたことにちなんで、今大会では、1984年のロサンゼルス大会で女子マラソンが採用されて以来、初めて、男女の日程が入れ替わり、女子のレースが陸上競技全体の最後の種目として行われるスケジュールとなっています。
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