【早稲田実-鳴門渦潮】鳴門渦潮の先発・岡田=阪神甲子園球場で2024年8月11日、望月亮一撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第5日の11日、阪神甲子園球場で1回戦があり、鳴門渦潮(徳島)はエース岡田力樹投手(3年)が185球で完投したが、早稲田実(西東京)に4―8で敗れた。

 試合後の岡田投手の主なコメントは次の通り。

「途中交代は考えていなかった」

 鳴門渦潮・岡田力樹 (九回を投げきり)185球を投げたのは初めて。県大会もほとんど自分一人で投げてきたので、甲子園でも最後まで投げるつもりだった。八回途中に右足のふくらはぎを少しつっていたが、途中交代は考えていなかった。最後は気持ちで投げた。

 (二回に早稲田実の宇野真仁朗選手に逆転打を浴び)早実のバッターは1番から9番までしっかり振ってきて、捉えられないように低めの配球を心がけていたが、甘く入ってしまった。

 (三回から五回までは無失点に抑え)焦ったが、味方が逆転してくれると信じて投げた。真っすぐも走っていたし、スライダーの調子も良かった。

 (打っては2安打2打点)打撃の調子も良かったので、自分が打って流れを持っていこうという気持ちで打った。

 (チームは7年ぶりの夏の甲子園だった)昨年の秋と春(の徳島大会)は初戦敗退して悔しかった。夏は絶対甲子園に行くぞと練習してきただけに、初戦突破できなかったのは悔しい。

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