早稲田実の和泉実監督=小出洋平撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第5日の11日、阪神甲子園球場で1回戦があり、早稲田実(西東京)が鳴門渦潮(徳島)に8―4で勝ち、9年ぶりに初戦を突破した。

 早稲田実・和泉実監督の試合後の主なコメントは次の通り。

「去年は悔しいから見ていない」

【早稲田実-鳴門渦潮】アルプススタンドで早稲田実の応援をする観客=阪神甲子園球場で2024年8月11日、渡部直樹撮影

 早稲田実・和泉実監督 東京からずいぶん応援に来てくれているとは聞いていたので、一緒に校歌を歌いたいな、と思っていた。選手はよくやってくれた。

 (去年は慶応の応援が話題になった)去年は悔しいから見ていないんですけど。ただ、うちも西東京大会からすごく応援をしていただいたので、いつも言っているが、一つの戦力だと思っている。

 (先発の中村心大投手は)緊張があったのか立ち上がりが悪く、嫌な展開だなと思ったところでキャプテン(宇野真仁朗選手)が打ってくれたので、あれで中村も落ち着けたと思う。力まずに、低めに丁寧に投げてくれた。打線もよくつないで、うちの野球がやれたと思う。

 (鳴門渦潮の先発・岡田力樹投手は)低めの変化球が良く、手を出すと厄介だった。200球近く投げてもしぶとく腕を振っていたので、最後の最後まで分からない試合だった。

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