第169回天皇賞・春(28日・京都11R3200m芝、G1)最終追い切りが24日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われ、昨年の日本ダービーを制したタスティエーラが美浦坂路で軽快な脚さばきを披露、大阪杯11着からの巻き返しへ態勢を整えた。  ウッドチップ(W)コースの予定を急きょ変更した。馬なりで併せ馬の相手と同時入線。前傾姿勢を維持して駆け上がった。堀宣行調教師は「息遣いが良くなり、心肺機能も整った」と動きに納得。  栗東では昨年の菊花賞馬ドゥレッツァがWコースで単走追い。ラスト200mで切れ味を見せた。尾関知人調教師は「折り合いがつき、1回使って良くなった」と変身を見込む。


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