ベッツ選手は今シーズン、ドジャースの不動のリードオフマンとして1番・ショートで打率3割を超える活躍を見せていましたが、6月の試合でデッドボールを左手に受けて骨折したため、戦列を離れていました。

ドジャースのロバーツ監督によりますと、治療とリハビリの結果、相手の本拠地のミルウォーキーで行われる12日のブルワーズ戦で復帰する見通しだということです。

守備位置については、これまでベッツ選手の希望でショートで復帰するとしていましたが、方針を転換して昨シーズンまで守っていたライトでの出場が予定されているということです。

ベッツ選手は今シーズンからショートにコンバートされていましたが、不慣れな守備位置のためミスが目立っていたほか、ドジャースで外野を守る選手の層の薄さが課題となっていることから、ロバーツ監督は「ライトに戻ってもらうのが理にかなっていると思う」と説明しています。

ベッツ選手は報道陣の取材に応じ「ショートを守ることは私にとって大きなチャレンジで、そのチャレンジが好きだった。しかしチームをベストの状態にしたいし、ただ勝ちたいと思っている」と話していました。

また、打順についてもベッツ選手にかわり1番を務めていた大谷選手が引き続き1番を打ち、ベッツ選手は2番に入るということです。

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