【宮崎商-中京大中京】七回裏中京大中京2死一、三塁、杉浦が左前適時打を放つ=阪神甲子園球場で2024年8月10日、滝川大貴撮影

 第106回全国高校野球選手権大会は第4日の10日、1回戦があり、歴代最多優勝7回の中京大中京(愛知)が4―3で宮崎商に競り勝ち、9年ぶりに初戦を突破した。中京大中京は夏100試合目だった。

 中京大中京の高橋源一郎監督の試合後の主なコメントは次の通り。

選手たちに「ありがとう」と

 中京大中京・高橋源一郎監督

 なかなか点が取れない状況が続いたが、粘り強く守ったことが終盤の好機での得点につながった。

 (決勝打の仲健太郎選手の良さは)思いきりの良さとコンタクト能力の高さ。チャンスになるほど、彼の良さが発揮できる。今日も期待をしながら見守っていた。

 (夏100試合目を勝利で飾り)記念の試合で9年ぶりに校歌を聞くことができて、私もOBですが、うれしく思う。選手たちに「ありがとう」と言ってやりたい。

 やっぱり甲子園で聞く校歌っていいですよね。しみじみと思った。ここまで(春夏合わせて)136勝を先輩たちが積み重ねてきていた。そこを感じながら、選手たちもやっている。

 今日も試合前に「甲子園で校歌をみんなに聞かせようよ」と選手たちに言った。選手も「甲子園の校歌って違いますね」と言っていた。かみ締めながら歌っていたと思う。

 (四回に杉浦正悦選手が先取点につながる三盗を決めたのは)本人が「行きたいです」と言ってきた。タイミング的にはどうかなと思ったが、経験がある杉浦なので。流れをつかむポイントとなる走塁になった。

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